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インプラントで訴訟になった人がいる?

 

私はこれまでにインプラント治療の勉強不足の歯医者によるインプラント治療を受けた
患者さんのご苦労を見てきました。

 

インプラント訴訟の過去の判例を見ていると、共通している点があります。

 

1.骨膜下インプラントを使用している

 

骨膜下インプラントと言っても若い先生は知らない方もいるのですが、
顎の型を取り顎骨と骨膜の間に入るフレーム状のインプラントを作り入れ込む方法です。

 

一時期かなり流行ったのですが、失敗するケースが多発したため訴訟になっていることが多いようです。
特にインプラントが炎症を起こすと大掛かりな手術が必要なため大変なことになった場合が多かったようです。

 

現在では骨膜下インプラントは全く使用されなくなっているため、インプラント訴訟の心配はないでしょう。

 

 

2.ブレードインプラントを使用している。

 

ブレードインプラントは板状のインプラントで、顎の骨を線状に削り溝を形成して
そこにブレードインプラントを叩き込むという古いタイプのインプラントです。

 

正確にインプラントを入れるには熟練を要するため 神経を傷つけインプラント訴訟になる場合があったと聞きます。

 

また失敗率も高く、後から炎症になる場合も多かったようです。

ブレードインプラント自体はかなり衰退していますが、
現在でも使用している先生はいるようです。

 

実際に最近でもブレードインプラントで
治療を受けたという患者さんにお会いすることがあります。

 

使用されている先生はインプラント訴訟になるリスクが高いため
、新型のインプラントに乗りかえされることをお勧めします。

 

 

3.インプラントを間違った使用方法で使用している。

 

インプラントに習熟した先生が使用していれば問題ないのですが、

意外も多くの先生が間違った使用方法にて使われていて、インプラント訴訟に

なっているケースに遭遇します。

 

この場合に特徴的なのは上部構造つまり被せの部分を

インプラントの本来の使用方法にて作られていないケースが多いようです。

 

ただし誤解して頂きたくないのは、インプラントは訴訟になる場合が
少なくない危険な治療方法だという誤った認識です。

 

当東京世田谷インプラントセンターではインプラント訴訟は皆無ですし、
トラブルも経験していません。

 

当センターが良い患者さんに恵まれていることもあるかと思いますが、正しい知識で
インプラントをすれば安全な治療方法です。

 

 

たまに、インプラント訴訟にして「弁護士を紹介して欲しい」と依頼を受けることがあります。

知っている弁護士さんに聞くと、「断って欲しい」と答え。

理由は定かではないが、いろいろな理由があるらしい。

 

それを期にインプラント訴訟を引き受けてくれる弁護士さんをいろいろ探してみたのですが、

結果として見つけることが出来なかったです。

 

よく医療訴訟になると患者側から訴訟に勝つのは難しいと聞きますが、

(専門性が高く問題があると証明するのが難しい。

訴訟に勝ったとしても賠償金から弁護士費用を支払うとほとんど残らないとの理由)

それと同様の理由かもしれません。

 

全てにおいて信頼のできる歯科医院選びが大切ということでしょうか。

 

※ 当センターでは治療に関して担当しますので、訴訟の相談等に関しては有料となります。



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