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インプラントはメンテナンスが大変て聞いたのですが本当?

 

インプラントのメンテナンスだからといって特別な方法が

あるわけではありません。

 

しかし折角入れた大切なインプラントですからメンテナンスをして

長く使用したいものです。

 

インプラントのメンテナンスで特に大切なのは、
被せ物の根元と歯肉の境目を、しっかり磨くことです。

この境目は、非常にプラークが溜まりやすい場所です。

 

ご自身でインプラントのメンテナンスを行う際は、
やわらかめの歯ブラシを使い、境目に当て、優しく小刻みに動かして下さい。

 

インプラント部の表、裏、両方ともしっかり磨きましょう。

 

歯ブラシに加えて、フロスや歯間ブラシを併用し、
インプラントの間や、インプラントと天然歯の間を
綺麗にすることも重要です。


正しい歯磨きを怠ってしまうと、
「インプラント歯周炎」という歯周病のような症状が発症してしまいます。

 

歯周病と同じように、歯肉が腫れ、更に悪化が進むと、
インプラントを支えている歯槽骨が、歯周病菌によって溶かされてしまいます。


最終的には、せっかく埋入したインプラント体を抜かなければいけなくなってしまうのです。

せっかくお金をかけて、手術までしたのに、 こうなってしまうと悲しいですよね。


一本一本丁寧に、被せ物の根元も歯間も磨こうとすれば、
ご自身でのインプラントのメンテナンスは最初のうちは大変と感じるかもしれません。

 

しかし、一度抜けてしまった歯が、インプラントで蘇ったのです。
今度こそはずっと大切にしたいですよね。

 

そう考えると、「大変」よりも、「頑張ろう」と思えてきませんか？


ご自分での歯磨きやメンテナンスの他にも、
歯科医院にて定期的なインプラントのメンテナンスを行います。


被せ部分のかみ合わせの確認、調整、経過観察の他に、
専門的な機械を使ってのプロフェッショナルクリーニングを行い、
普段のお手入れでは除去しきれない汚れを綺麗にします。

 

やはり最初はインプラントのメンテナンスに慣れないため、大変かもしれませんが、
歯科医師、歯科衛生士が各々の口腔内に合ったアドバイスを行いますので、
心配なさらないで下さい。



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