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インプラント手術後の食事

 

インプラント手術後の食事は、 手術後にできる傷を

早く回復させるため、 一日も早くインプラントでおいしい食事を

していただくためにも、 十分気をつける必要があります。

 

まず、インプラント手術後にできる傷を早く回復させるためには、
術後の食事として、糖分を多く含む甘味食品、
お餅、お芋などは控えめにしてください。


なぜなら、インプラント手術後に大量の糖分を取ってしてしまうと、
体の抵抗力の源である白血球の食菌能力が大幅に低下し、
傷が化膿してしまい、腫れや痛みを生じることがあるからです。


そうなってしまっては、インプラント手術後の傷の治りが遅れてしまいます。
術後に、一日も早くおいしい食事をしていただくためにも 注意が必要です。

 

そして、インプラント手術後の食事で最も気をつけていただきたいのが、
食事の硬さや咬む力です。

 

なぜ、こんなことを言うのかといいますと、 意外にも、インプラント手術後でも、
思っている以上に咬めてしまうからです。


そのままの意識で、好きな物を好きなように食事してしまうと、
大変なことが起こります。


どのようなことが起こるのかというと、
術後のインプラントは、かなりしっかりしていますが、
インプラントの周りの骨が再生する段階で周りの骨が溶け始めます。


その段階で、硬いものばかり食事してしまうと、
インプラントが完全に固定されない可能性もあります。

 

新しい骨ができて、食事の際に大体耐えられるようになるのには、
３～６ヶ月かかりますので、その間は、あまり硬くないものを選んで食事してください。

 

また、咬む時も、インプラント手術をした場所とは反対側で噛むようにしてください。

そして、インプラント手術後の食事の硬さについては、
日本介護食品協議会が提案している「ユニバーサルデザインフード」
が参考になりますので、ご覧になってください。

インプラント手術後の食事では、１区分の硬さの食事がいいでしょう。

最後に、術後に取ったほうがいい食事としては、 たんぱく質や緑黄色野菜です。


インプラント手術後の傷の治りを早くするためにも、体によい食事を心がけてください。

 

一日も早く、インプラントを使って、おいしい食事をしていただくため、
一日も長く、インプラントを自分の歯として使っていただくためにも、
インプラント手術後の食事には、以上のことを心がけてください。



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