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インプラント学会に参加。

2022年01月23日

こんにちは。

先日パソコンを整理していたら、コロナ前の学会の写真が出てきました。

 

最近は学会もオンライン化されていて、専門医同士の交流も途絶えがちです。

 

ただ、地方から参加希望されている先生にとっては、逆にチャンスが

増大しているのかもしれません。

 

 

20180722_095657172.jpg



ITI congress2018参加しました。

2018年06月18日

20180617_135248659.jpg

 

世田谷区成城のインプラント医 平澤です。

 

先日の日曜日ITI congress2018参加しました。

 

ITIとは国際インプラントチーム?の略称で、

インプラントメーカーであるストローマン社を中心とした

インプラントの国際的な団体です。

 

2年に一回ほど日本でも学会形式のセミナーが行われ、

それに招待されたのでスタッフと共に参加してきました。

 

 

 

 



サイナスリフト終了

2018年03月16日

世田谷区のインプラント医の平澤です。

 

先日サイナスリフト手術を終えました。

上顎のインプラントで骨が少ない場合、第一選択としては

ソケットリフトなのでしょうが、骨が極端に少ない場合は

サイナスリフトを行っています。

 

ソケットリフトの場合、失敗することはほとんど無いのですが、

上顎洞の膜の状況によってキレイに仕上がらないことがあります。

そのためサイナスリフトをするのが今後のことを考えるとベターです。

 

正直、膜をキレイにあげることが出来れば何でも良いのですが、

サイナスリフトするのがうまくいきますし将来性も高いかと思います。

 

IMG_20180310_100255.jpg

 

同時にGBRも実施したため、人工骨とメンブレン多量に使用しました。



おかげで固いおせんべい食べれます

2018年03月16日

成城のインプラント医 ファーストデンタルクリニックの平澤です。

 

今日は奥歯にインプラントを合計4本入れた治療が終了しました。

 

帰りには「おかげで固いおせんべい食べれます」

と感想を頂きました。

 

奥歯のインプラントには、通常より大きくて太いワイドネック

タイプを多用しています。

これは大きいのでよく噛めますし、丈夫で噛む力が集中する大臼歯部に

良いようです。

 

かぶせにはオールジルコニアのネジ止めタイプがマイブームです。

オールジルコには丈夫です。

また奥歯は高さがないので取れやすくなります。

ネジ止めタイプなら内部のネジで固定できるので

取れにくい構造になっています。

 

奥歯の入歯を避けるインプラント治療となってます。

 

IMG_20180316_110209[1].jpg

ピンボケごめんなさい・・・

 

 

 



インプラント周囲炎にならない設計

2017年11月30日

世田谷のインプラント医の平澤です。

 

今回から数回に渡りインプラント周囲炎になりにくい、

つまりインプラントが長持ちするための方法について扱いたいと思います。

 

インプラント周囲炎の治療には現時点で確立したものは

ありませんが、いくつかの研究結果から

「咬合説」と「歯周病菌説」が唱えられており、

現実的な解決方法として両方からアプローチしていくことが

重要と考えています。

 

今回はまず設計編です。

 

設計原則「インプラントにかかる力が増えると周囲炎になりやすい」

 

具体的な設計方法

1.本数をケチらない

 インプラント本数を節約すると

1本のインプラントにかかる負担が増大して

インプラント周囲炎になるリスクが高まります。

 

2.ブリッジ形態は避けて1歯1本を基本とする。

 

3.総義歯タイプは片顎最低8本入れる。

本数が少ないほどトラブルにもなりやすく、

修理などにも対応できないため、長持ちせず後からお金がかかる。

 

4.小さいケースからインプラント入れておく。

本数が多くなると支出も高額になり無理のある設計になりやすい。

 



ショートインプラントのデメリット

2017年10月21日

患者さんにはお話しする機会は全く無いので当ブログのみの紹介ですが、

年々当院のインプラント治療の内容が変化しています。

 

最近の変化としては、長いインプラントを使用する機会が

増えています。

 

通常使用していなかった14から16ミリというロングインプラントを

使用し、8ミリ以下のインプラントを使用する機会が無くなりました。

 

長いインプラントを使用するということは、一見怖いように感じますが

長期の予後において効果がハッキリ出ます。

 

ショートインプラントは当初問題ないのですが、

長期的に歯周病などへの耐性が弱いです。

 

例えば8ミリのインプラントが歯周病で4ミリ悪化したとなると

残り4ミリになります。

 

ところが12ミリのインプラントとなると歯周病で4ミリ悪化したと

しても残り8ミリになりますので余裕があります。

 

しかし、骨の長さや神経なども走っているので、

安易に長いインプラントを入れるわけにもいきません。

そこで正確な診断と骨造成能力が必要になります。

 

ショートインプラントという方法は治療方法としては簡単ですが、

長い予後を考えるとあまりお勧めできる治療方法ではなく

止むを得ない場合の非常手段と考えるべきでしょう。

 

 

 



オールオンフォーのデメリットは失敗リスク?

2017年09月19日

成城のインプラント医の平澤です。

 

オールオンフォー人気ですが、デメリット

もよく確認しておきたいですね。

 

当院でも数年前までオールオンフォーを

行っていましたが、今では取り扱っていません。

 

その理由としては

「インプラント周囲炎にかかりやすく、

耐久性も低いため長く持たないだろう。」

と判断したからです。

 

完全に失敗するということはありませんが、

うまくいったケースでも他のインプラント治療例と

比較して周囲炎にかかりやすいです。

 

またザイゴマインプラントを多用するのですが、

これが周囲炎になると目も当てられない状態になる場合があります。

 

また入れるインプラント本数も少ないので、

ダメになった場合のリカバリーもキツイですね。

 

「10年持てば良い」ぐらいであれば検討されても良いと思いますが、

長持ちさせたいと思っている当院の方針には合いませんでした。

 

オールオンフォーの特徴である安い・早い・キレイに迷わされず、

デメリットにも目を向けてほしいです。

 

 

 

 

 



インプラントによる表面性状の格差

2017年09月12日

インプラントメーカーによる格差はないと

言われていますが、実際にはあります。

 

すぐダメになるというのはさすがに不良品扱いになるので

ないのですが、後からダメになりやすいといったような

メーカーはあります。

 

特にインプラントの表面性状は格差を生みやすいです。

表面をどのように加工するかはインプラント周囲炎の抵抗力に関係すると思います。

 

しかもこれらは各社の特許技術になるので、コピーすることは出来ません。

そのため、インプラントメーカー間の格差を生んでしまうのです。

 

その点、後発国産メーカーは不利です。

海外メーカーですとある程度他国で実際に使われて

問題なかったと実績があるというメリットがあります。

 

国産ですともちろん国内大学病院などで

十分なテストを受けていますが、

メーカーがらみのテストなので信用度は疑問符が残る

と思っています。

 

以前、ゴルフの上手な人で新しいクラブが出ても保守的で

なかなか変えないという記事を見たことがあります。

 

ゴルフクラブなら変えて失敗したら戻すことは簡単ですが、

インプラントはそういう訳にはいきません。

 

そうなるとメーカーは表面性状の開発力がある会社に集約していく

のではないかと個人的に思っています。



ソケットプリザーベーションの必要性

2017年09月08日

最近ご相談を受けたケースで

ソケットプリザーベーションの必要性を前の歯科医院で

聞いたけど、どうなんでしょうか?

という質問を受けました。

 

ソケットプリザーベーションとは

ソケット(抜歯窩 つまり抜いた穴)を

プリザーベーション(保存)する治療方法です。

 

つまり今後インプラント治療を予定されていて

歯を抜いたままでは骨の状態が悪くなるので

インプラント治療がやりにくくなる。

そこで歯を抜くのと同時に人工骨等で骨を出来やすく

しようという方法です。

 

正直ソケットプリザーベーションを積極的にされている

歯科医院は少ないと思いますが、好きな先生は好きです(笑)

 

後からインプラントを入れるのが困難になるから

という理論からと思いますが、個人的にはあまり実施していません。

 

理由としては

1.抜歯同時に行う必要があるので、感染リスクあるので心配

2.抜歯窩にも治癒能力があるのでそれとの成果の違いが明確でない

3.あとから外科的に骨造成するほうが実践的で患者さんから理解を得やすい

4.どうしても同時にやりたいならインプラント埋入とGBRまで行う

といった理由からです。

 

結局のところ、治療自体は簡単ですが中途半端感からか

実際にはあまり実践しない治療になっています。



「インプラント調子良いです。」

2017年09月02日

成城のインプラント医の平澤です。

 

ずいぶん前に奥歯にインプラントをお入れした患者さん。

今日は歯肉炎でいらっしゃいました。

 

歯肉炎はたいしたことなかったのですが、

インプラントを指して一言。

「インプラント調子良いです。」

 

この方はブリッジが壊れて、一度入れ歯をお入れしてました。

その入れ歯も調子が良いと伺ってました。

 

しかしある時「やっぱりインプラントにしたい」

とのご要望になることに。

 

私たちには調子よいと言っていたインプラントですが、

面倒なことも多かったのではと思います。

 

今でも油断せず、定期的に検診に来て頂いている方なので

長持ちしそうです。