オールオンフォーのデメリットは失敗リスク?
2017年09月19日
成城のインプラント医の平澤です。
オールオンフォー人気ですが、デメリット
もよく確認しておきたいですね。
当院でも数年前までオールオンフォーを
行っていましたが、今では取り扱っていません。
その理由としては
「インプラント周囲炎にかかりやすく、
耐久性も低いため長く持たないだろう。」
と判断したからです。
完全に失敗するということはありませんが、
うまくいったケースでも他のインプラント治療例と
比較して周囲炎にかかりやすいです。
またザイゴマインプラントを多用するのですが、
これが周囲炎になると目も当てられない状態になる場合があります。
また入れるインプラント本数も少ないので、
ダメになった場合のリカバリーもキツイですね。
「10年持てば良い」ぐらいであれば検討されても良いと思いますが、
長持ちさせたいと思っている当院の方針には合いませんでした。
オールオンフォーの特徴である安い・早い・キレイに迷わされず、
デメリットにも目を向けてほしいです。