インプラントの痛み・腫れは?

インプラントの痛みについては、
1.手術時の痛み
2.治療後の痛み
に分けて考える必要があります。

 

1.インプラント手術時の痛みは外科的な治療になりますので
避けることが出来ませんが、個人差があるようです。

やはり痛みがあったといわれる方とインプラントの痛みは
なかったといわれる方もいらっしゃいます。

実際に手術するわけですから痛みがあって当然かもしれませんが、
意外と無かったといわれる事も多いのがインプラントの痛みです。

 

2.インプラント治療後の痛みはどうでしょうか?

インプラントは歯と比較して神経がありませんので、
痛みを感じることが少ないです。

またチタン製で出来た本体部分は虫歯による痛みもありません。

 

そのため快適に使えるわけですが、逆に痛みを感じる前に
インプラント周囲炎(歯周病)になっている場合がありますので
3ヶ月に1回はメンテナンスを受けて、1年に一回はレントゲンを撮ることで痛みを抑制しましょう。

長期的に考えるとインプラントの痛みは最初に集中していますので
これを乗り切って充実した快適な生活を送ってください。

 

治療中は麻酔をしますので痛みはほとんどありません。

それでも不安な方には静脈沈静という、意識がなくなる麻酔のような点滴を行うこともありますが、麻酔専門医(大学病院麻酔科)に来て頂くために、追加費用84000円かかります。

しかしそのような麻酔専門医を呼ばなくても、鎮静薬を内服するだけでも十分な効果がありますので、ほとんどの治療で麻酔専門医を依頼せずに行っています(追加費用なし)。

またインプラント治療では一部手術マニアのような大掛かりな手術を行うのを好む医師がいますが、当院では患者さんの負担軽減を最優先し、負担になるような痛みや腫れが少ない治療方法を第一選択としています。

抜糸の時期

インプラントを入れてから1週間から10日後になります。これ以上長いと糸に付いた菌が繁殖する恐れがありますし、逆に短いと歯肉が完全に治っていない状態になります。


何が変わるのか? わかりやすい解説動画