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インプラント治療は保険ききますか?

 

歯の治療としてインプラント治療が人気を集めていますが、
インプラント治療の保険について悩む人も多いそうです。

 

健康保険などが適用される一般の歯科治療費と違い、
インプラント治療は自由診療ですので治療の費用はすこし高くなってしまうのです。

 

インプラントの保険がきくものは「広範囲顎骨支持型装置」といって

特殊なケースでしか認められていません。

 

広範囲顎骨支持型装置とは「腫瘍、顎骨骨髄炎、外傷等により、

広範囲な顎骨欠損又は歯槽骨欠損症例」にしか認められません。

 

つまり大きな病気で顎の骨が丸ごとなくなる障害の持った方のみに

インプラントの保険が利くということです。

 

それも支払われる費用は実質的に材料代のみですので、

治療にかかる人件費・機械代・設備費などは賄えません。

 

よって実験的な治療を行っている国立大学病院などのみが

対象になってくると考えられます。

 

 

つまりインプラント治療費というのは、通常は保険適用外となります。

 

インプラント治療にも健康保険が適用されれば嬉しいことなのですが、
現在の日本の健康保険組合の苦しい台所事情からすると
20年以上ははインプラント治療保険適用されることはないと思います。

 

それでは日本以外の国ではどうでしょうか?

 

オランダなどはインプラント治療の一部が保険に適用されています。
総義歯の人に限るなどすべてのケースではありませんが、
有効に保険適用されているようです。

 

日本でもインプラント治療の一部費用だけでも保険適用されれば
良いと個人的には思うのですが、現実的な保険解決への
道筋すらありません。

 

しかし保険適用されるのを待って我慢してしまうと、
余計に歯を悪くしてしまい、さらに治療費がかさむ事が
考えられます。

 

治療費をすこしでも節約する場合は、医療費控除を
使われるのが現実的です。

 

これは年間10万円を超える医療費で、所得税が
控除されて戻ってくるというものです。

 

所得税を多く払っている方ほど、戻ってくる割合が
高いため、ぜひ活用してください。



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