歯周病とインプラント治療 セミナー
ファーストデンルクリニックの平澤です。
今日は神田先生と西日暮里にセミナーを受けに
行ってきました。
西日暮里までは自宅から電車で1時間10分。
これならと自転車で行ってきましたが、片道27キロ1時間20分
かかりました。
初めての道だったので、多少迷いましたが慣れたら電車に
勝てるようになるかも。。。
講師は明海大学の歯周病口座の先生方で、非常に科学的な
データを中心にした内容で事前に想像していたより(失礼!)
大変勉強になりました。
その一例をご紹介。
歯周病の既往があっても、歯周病治療をすればインプラント
をしても悪影響はない。
ただし、治療後にケアを怠り、歯周病になると
歯周病菌がインプラントにも感染し、悪影響がでる。
歯周病になるとリカバリーする方法は
確立できていない。(成功率は50%以下)
そのため、定期的な予防ケアが最大の治療になる。
歯のないところに入れると、インプラントを
していない他の歯の負担が減り歯周病が改善された。
歯のない方への治療は経過が良い。
(歯がないことで歯周病菌が移りにくい。歯の残っている方は
予防が必要になる)
歯周病科の先生ということで偏った部分もありましたが、
全体的に科学データにもとずいており勉強になりました。
また参加したいと思います。
インプラントメーカーによる違い
こんにちは。
GW中に花粉症になってしまった平澤です。
マスクの中でグシュグシュしてます(涙・・・・)。
現在、3月にインプラントをお入れした患者さんの
かぶせを作る機会が増えています。
インプラントを入れてから完成までの期間は
進化に伴って短縮しています。
これはメーカーの違いによる構造も大きく関与しています。
メーカーにより精度の高いもの、そうでないものが意外とあるのです。
ただし、肉眼で確認できるものではありません。顕微鏡レベルですが、
精度が低いものが結構あります。
精度が低くても通常のインプラント治療では弊害は出ません。
そのため、その違いにも私自身気付くことも少ないのです。
問題は大型の治療をするために、つなげる場合です。
精度が低いと再現性も低いため、毎回微妙にずれているのです。
これを技術でなんとかカバーしているのが現状だと思うのですが、
実際にはメーカーが努力してより高い精度のものを作れば
誰にでも簡単に治療できる再現性の高い治療が出来るはずです。
ただし、あまり精度が高いと遊びが少ないため製品としての問題が
出る場合もあるのでメーカーとしては作りたくないのかもしれません。
そのため当院ではメーカーを使い分けています。
単一メーカーであれば、パーツなどメーカー別に購入することも無いので
よいのですが、こだわるとどうしても使い分けが必要になるのです。