インプラントが高度化した本当の理由
ファーストデンルクリニックの平澤です。
自分のインプラント治療が格段に進歩した時がありました。
大分前のことなのですが、その時まで私の治療は
教科書的な安全なケースを中心に行っていました。
それでも大方のケースで問題なく
持っている技術の範囲を超えてしまうケースはありませんでした。
ところがそこに家族の紹介で男性の患者さんが
いらっしゃったのです。
働き盛りのご年齢で世界をまたにかけてお仕事をされているご様子。
しかし歯は入れ歯が入っており大変噛みにくい様子。
何とかインプラントを入れて噛みやすくしたいのですが
CTを撮って精査したものの骨が極端に薄いため
どこにも入れることが出来ません。
今のシステムでは2週間の入院手術が
必要でしたが、とてもそんなに休めるわけがない!
「何とかしたい!」
他のシステムを使ったセミナーに参加を決めました。
そこには他の医師から「あの先生だから
出来るのであって、他の先生には出来ない」と言われる
名医がいました。
その先生のセミナーは1年以上満員。
私がとった行動は「キャンセル待ちで良いので、
一番早いセミナーにエントリーして下さい」
正直な話「当分待つかなー」と思っていたら
すぐにキャンセルが出て行けることに。
勉強してみると確かに他のインプラントでは出来ない
ような内容でしたが、理論的であり多くの実績がありました。
しかも患者さんに優しく、むしろリスクという面では
安全な治療と言えました。
必要なことは自分の従来の考えを変えることだけだった
ような気がします。
「これで行くしかない!」
新しいインプラントは私の心配をよそに、極めて良好な
経過を取っていきました。
そして患者さんにはがっちり噛めるキレイな歯を
提供できたのです。
思い入れがあった患者さんだけにうまくいったことは
私自身本当に嬉しかったです。
ありがとう インプラント
ファーストデンタルクリニックの平澤です。
昨日、ブリッジを外して歯を抜きインプラント3本をいれ
仮歯まで治療された患者さんが消毒に来られました。
しかしほとんど痛みがなく、痛み止めも寝る前に念のため
1錠だけ飲んだとのこと。
これだけ治療したのですからさぞかし腫れて痛みも
あるかと思いきや、楽だったので大変お喜びの様子。
本当にすごいですね。
今までグラグラのブリッジが
わずかな時間でしっかり噛める歯に
生まれ変わったのですから。
歯の治療の中でもインプラントだけが、
悪い歯を一発逆転してガッチリ
噛めるようになるわけです。
当院では可能な限り入れてすぐに仮歯まで
お入れしていますから、今回のような上の前歯には歯抜け
にならず安心ですね。
上の写真は仮歯を入れたところの写真です。
これならどこに行っても恥ずかしくないでしょ。
こちらとしてもこれから
長く使っていただけると思うと、感無量です。
ありがとう インプラント!
って感じですね。
インプラントをセラミックでかぶせる
こんにちは。
ファーストデンタルクリニックの平澤です。
今日はインプラントを入れた患者様に
セラミックをかぶせる方が多かったです。
かぶせる場合、ねじ式とセメント式の2つの方法があります。
ねじ式はトラブルが発生したときに外して修理しやすいというメリットがありますが
ネジ穴が見えることがありキレイではありません。
セメント式はネジ穴は見えないのですか
外せないというデメリットがあります。
当院ではほとんどのケースで土台部分をネジ式で入れて、
セラミックは柔らかめのセメントでとめるという
イイとこ取りの方法を用いています。
この方法であれば、いざと言うときには外せますし
ネジ穴も見えずにとてもキレイに仕上がります。
難点は加工が大変なので加工代と材料代がかさむこと。
目立たないところですが、こだわって作っています。