β-TCP
2007年09月10日
こんにちは。世田谷区の歯科ファーストデンタルクリニックの平澤です。
8月からインプラントの治療のラッシュが最近やや落ち着いています。
毎日のようにのオペがあるのもいいのですが
どうしても時間がかかるので他の患者さんにご迷惑をかけてしまうのが難点です。
どうしてオペが増えてきているかといいますと
やはり人工骨のβ-TCPを使用し始めたのが大きいですね。
骨が少ないときに自分の骨が余っているところから取ってきて移植するのが一番いいのですが
そんなに余っていることも無いですし、取ってくるのに骨を削るわけですから体へのダメージも大きいんです。
そこで人工骨を使うかというと、死体や牛由来のではどうしても感染が心配。
ということで使用したことがなかったのですが、新しく登場した人工骨のβ-TCPで全てが解決しました。
人工骨のβ-TCPは12ヶ月以内に自分の体の骨と置換される優れものなのです。
その為に必要なところに必要なだけ使うことが出来るようになり
今まで諦めていたケースにも安心して使えています。
ただ、難点は高いのとドイツ製で送られてくるのに時間がかかること。
今度は国産品を試してみる予定です。