インプラントメーカーによる違い
2010年05月08日
こんにちは。
GW中に花粉症になってしまった平澤です。
マスクの中でグシュグシュしてます(涙・・・・)。
現在、3月にインプラントをお入れした患者さんの
かぶせを作る機会が増えています。
インプラントを入れてから完成までの期間は
進化に伴って短縮しています。
これはメーカーの違いによる構造も大きく関与しています。
メーカーにより精度の高いもの、そうでないものが意外とあるのです。
ただし、肉眼で確認できるものではありません。顕微鏡レベルですが、
精度が低いものが結構あります。
精度が低くても通常のインプラント治療では弊害は出ません。
そのため、その違いにも私自身気付くことも少ないのです。
問題は大型の治療をするために、つなげる場合です。
精度が低いと再現性も低いため、毎回微妙にずれているのです。
これを技術でなんとかカバーしているのが現状だと思うのですが、
実際にはメーカーが努力してより高い精度のものを作れば
誰にでも簡単に治療できる再現性の高い治療が出来るはずです。
ただし、あまり精度が高いと遊びが少ないため製品としての問題が
出る場合もあるのでメーカーとしては作りたくないのかもしれません。
そのため当院ではメーカーを使い分けています。
単一メーカーであれば、パーツなどメーカー別に購入することも無いので
よいのですが、こだわるとどうしても使い分けが必要になるのです。