今日のインプラント手術
2011年07月28日
今日のインプラントは下顎の6番です。
後ろの7が傾斜しておりスペースが少なくなっています。
このようにスペースが少ないと気をつけないといけないのが
インプラントポジションです。
0.5ミリ程度のわずかなズレでもインプラントが偏ると
あとから被せが作りにくくなります。
歯を削るのに0.5ミリもずれることは絶対にありませんが、
骨は硬いところと柔らかいところが不均一のためずれやすいので
テクニックが必要です。
その点は現在使っているストローマンはずれやすく、
余計なテクニックが必要になるので
より簡単に出来そうな他社のものに変更する予定です。
また骨量十分のためフラップレスの予定でしたが、
おもったより付着歯肉少ないため通常通りフラップあけました。
付着歯肉も削らず移動したのみなので、
長期的に良い予後が期待できるでしょう。
下顎の付着歯肉は少ないケースが多く困ることがあります。
すぐに問題が起こるわけではありませんが、
長期的な視野にたって、治療していく必要があるでしょう。