フラップレスインプラントをあえてしない理由
2012年05月12日
東京世田谷インプラント歯科治療の平澤です。
今日行ったインプラント手術をご紹介します。
比較的骨に余裕がありましたので、フラップレスインプラントを
しようかと考えていたのですが、実際に口の中を見てあえてしませんでした。
フラップレスインプラントとは歯肉をメスなどで切らずに
パンチのように穴を開けてインプラントを入れる方法です。
穴はインプラントで埋まりますので、患者さんにとっても喜ばしく
治療としても簡単になるので医院サイドとしても楽できます。
ただ、問題点としてはパンチすることで歯肉の量が
削られるので歯肉に余裕がないと出来ません。
日本人の場合、骨に余裕があっても歯肉に余裕がない
方がほとんどです。
無理に行えば、付着歯肉がなくなり後になってインプラントの寿命を
縮めることになりかねません。
そのため多くの治療でフラップレスインプラントを
出来るならしたいのですか、出来ずにいます。
もしフラップレス良くしますと言う日本の歯科医がいたら
???と思って間違いないでしょう。