インプラントとさし歯の違い
2012年04月02日
今回のインプラント相談は、奥歯を虫歯で失い
しっかりと噛むためにインプラントを検討しているとのことで
来院された女性の方です。
半年前に、さし歯が抜けてしまい
その治療の際に、歯の根っこまで抜く必要があるとのことで
抜歯を行いそのままの状態になっていました。
そこに、何かしら歯を入れる必要があるといわれたのですが
何を入れればいいのか悩んでしまい、相談にいらっしゃいました。
インプラントという言葉は知っており、
元の歯のようにしっかりとかむことが出来るという
治療であることもご存知でしたが、
さし歯とは違うの?というご質問を受けました。
さし歯とは、ご自身の歯がまが歯グキに残っていて、
歯の内側の神経の治療をし、その中に
金属の土台を入れている物をさし歯と言うのです。
対して、インプラントとは顎の骨に直接
インプラントを打ち込むので、自身の歯はすでに
無い状態なのです。
インプラントは、歯が全くなくなってしまったところに
元あった歯と同じような機能を持つ人工歯を入れて
食事を楽しんでいただける治療です。
インプラントは最近では一般化しましたが
まだまだどういったものか知らない方も沢山いらっしゃると思います。
歯科医師の使命として、インプラントの素晴らしさ、
もちろんリスクなども含めて詳しくご説明して
正しくご理解いただける様に、これからも努力していきます。